トレメンドスサーカスは、ゴシック&ロリータを着て、なんかいい感じの芝居を創っている劇団なんですが、ハロウィンを本当は頑張りたいけどその時期公演で忙しくて何故か毎年エイプリルフールを全力で楽しんじゃう劇団です。
架空公演『聖母マリナ-Saint Maryna-』
暗黒を従えし終末の聖母(マリナ)、ここに爆誕!
The sudden emergence of darkness!
-Saint Maryna-
原作/「ネクロノミコン」
演出/田中円 知乃
脚本/田中円
音楽監督/Dee Lee
公演日時/2022年4月1日(金)朝から晩まで
会場/聖母の生まれ育った地・横浜
メインテーマ「アヴェ・マリナ」
作曲/Dee Lee 歌唱/椿綺透子 台詞/菅原茉利奈
Dee Leeが通常じゃやらない酒に酔っ払った状態で作曲し、なんかオペラで凄い賞取った気がする椿綺が技術の全てを捧げ、新人・菅原茉利奈の普段の口癖がサブリミナルに挿入される稀代の怪作テーマソング、大公開(後悔?)中!!!
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ご挨拶 脚本 演出/田中円
今更だけど文章はいつもながら田中円が一人でダラダラ書いてます。
なんか今年はエイプリルフールに少し予算が付きました。どうして……。
メサイア・カーミラの執筆が超佳境なのに一旦横に置いてます。
みんなが喜んでくれるならなんでもしたい。楽しんでいただけたらと思います。
Story
1984年、かつて横浜国は、デラックス・〇子(演:田中円)という独裁者に支配された国家で、市民は思想、言動を厳しく規制、監視され、神奈川県横浜市に改ざんされていた。(どうでもいいが福岡の中華まんにはポン酢がコブクロでついてくる。名古屋は赤味噌が付いてくる)
その支配から逃れる為、横浜に生まれ、横浜を愛し、横浜に愛された横浜原理主義者の聖母マリナが立ち上がる。彼女は暗黒の力で償還した五人の使徒を操り、デラックス率いる神奈川県の支配から、横浜国を救うのだった。
イントロダクション
「どうしてエイプリルフール頑張っちゃうんだろうか? なんでー!!!」
なんでー!!!というのは、トレメンドス新人「菅原茉利奈(すがわらまりな)」の口癖である。多分帰国子女ではないが、横浜という異国情緒で生まれ育った彼女は、合コンで話題になるかもしれないという理由で「アラビア語」を専攻しちゃうようなぶっ飛んだ女である。
毎年トレメンドスサーカスは、ハロウィン頑張りたいね、と言いながら、その時期公演準備で忙しくて、なぜかぶっ飛んだ新人を主演にエイプリルフールに、実際には上演されない公演を、架空公演と銘打ちツイッターでお客様と、見た体で語り合うのが恒例となっている。本日一日はどうか、聖母マリナの上演をみんなで楽しめればと思う。関係ないけど、毎年架空公演の主役はなぜかその年で退団するという事が恒例となってしまった。マリナにはどうか居続けてくれたらいいな。お願い居続けてください。もしかしてエイプリルフールをきっかけに劇団に疑問を・・・?そんなはずはない。
閑話休題。
菅原茉利奈は新人ではあるが、団長をはじめとするモンスターばかりが跳梁跋扈するトレメンドスで聖母のような存在である。
フェミニズムの文脈においては、男性を癒す聖母という表象は憎むべき存在であるが、彼女が聖母であるというのは、ただその暴走する優しさによる。
難しいことを言えば(2行ほど読み飛ばして構わない)エクリチュール・フェミニンにおける聖母マリアの表象について、ジュリア・クリスティヴァは「愛という異端の倫理」の中で「女は聖母ではない」と書いたが、聖母マリナこそ、真実の意味で世界に望まれた聖母である。
彼女は男に安寧など与えない。彼女が与えるのは福音としての崎陽軒の焼売であり、試練としての中華街の焼き栗である。
中華街の焼き栗に色んな意味で火傷した人間は、彼女の燃えるような優しさと情熱に火傷しないように気を付けた方がいい。
菅原茉利奈が良くわかるキーワード
以下のキーワードはテーマソングにもフィーチャーされている菅原茉利奈が良く使っている口癖である。簡単に解説する。
なんでー!!!
防鼠藺生気味の・・・?ぼうそうぎみの、と打ったらこう変換されたが、私のPC大丈夫か?
暴走気味のまりなさんが良く、自分の思い通りにならない時に発される言葉。彼女を象徴する口癖のように思うので、是非テーマソングを聞いて欲しい。
オーマイガー!!!
なんでー!!!の下位互換。
帰国子女ではないけど、横浜出身の女性にとって、脳の中には二つの言語が同じ重要さで揺蕩っている。
キャプチャーしました
私はよく知らないけど、なんか新しい概念が出てきたとき、理解したときに発せられる。一回しか言ってないらしい。前はなんか美人像かなんか見てた時に、スキャンしました、も言ってた気がする。
10秒ください
制作も頑張ってくださっているまりなさん。時間の重要性は誰よりわかっているので、なんでも10秒でこなそうとするが、大体2倍ぐらいかかる。
テーマソングも10秒くださいの後16秒ぐらいで始まっている。類語に30分ぐらいかかる「10分でやります」がある。
アッサラームアライクムなんとかまりなよこはまなんちゃーら
合コンで、モテたいがためにアラビア語を学んだはいいが、喋れるのは自己紹介だけだそうだ。メインテーマ中の最後の方で聞ける。
クリスマスを満喫しやがって!/サーティワンを楽しみやがって!
ロマンスを愛しているが故に、街中で楽しそうにしているカップルを、羨ましい歪んだ思いで見つめる時に心から発せられる台詞群。
横浜〇国博150
作・演出を務める田中円がかつてプロデュースをしていた博覧会(ほんとに。赤レンガ倉庫でやった舞台に関わっている)。大赤字を出したことで有名で、東京の人は誰も知らなかったが、横浜のかつての子供達には神話となっている博覧会らしい。知っててもらえて嬉しかった。
和漢洋の文化が混ざる街、横浜。つぎの観光にはここがいい!(引用:https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/spot-yokohama)
詳細は上のページを勝手に見てくれ。私は馬車道にある馬車道十番館という喫茶店が好き。
中華街は甘栗爆弾に気をつけろ(貰っちゃいけない、買わされるから)
コロナで大変そうだからみんなで行きましょう。マリナさんの故郷にして、独立国家。「湘南、鎌倉は神奈川県」って言ってた。横浜は神奈川ではないらしい???
Cast
劇団員:
聖母マリナ/菅原茉利奈
横浜に生まれ、横浜を愛し、横浜に愛される女。
神奈川県(とデラックス)に蹂躙される横浜国を救う為に立ち上がる。
帰国子女ではないが、つい英語が口をついて出てしまう。何故なら横浜出身だから。
半額シールの付いた総菜が好き。お得がおいしいと思ってる。
最近の夢「垢ぬける」
狂気のオリジナルグッズサイトを運営している。
自分で運営しているファンクラブもある。
嫌いな場所:熱海
迷子ちの(5歳)/知乃
なんだろう、この幼児なのににじみ出る貫禄は。
長年の夢であったスモックを着て知乃が演じるは、迷子の五歳児。
クマと手を取り合い、マリナとともに横浜を救う。
屍ネーションZ/アカバネ
アカバネのこと、シカバネって呼びたい夢をつい叶えてしまって心からごめんなさいと思ってる。
無理やり呼ばれてわからぬままに着せられたキョンシー服が似合いすぎている人。
Zネーションはネットフリックスで見られる田中の愛するゾンビドラマ。
聖母マリナでは主に会計を務める。チョコレートを与えればおとなしい。
嚙みつくことでカエル好きを増殖させようと思っている。
クマ/せとうあゆみ
ロシ〇のサンクトペテルブル〇で恐ろしい人形を焼き殺す祭りに巻き込まれ、プーチ〇を恐れて横浜へ来た200年ぐらい生きるクマ。彼女と迷子ちのの交友が、童謡となって知られている。
†
ペトルーシュカのクマが似合いすぎて再登場でよくね?ってされた人。
完全に劇団のマスコットである。
迷子ちのに翻弄されながらも戦闘力は最強。クマだから。
お酒が大好き。
ムーチョス当山/当山楓花
当山さんにポリスを着せたかったがなんかそういうお店に働いている人みたいになってとりあえず髭を書いた。目立たなくて少し残念な気持ち。
動画とかでいつもとは違う凄い本気を見た。
ちょっと引いたけど楽しそうでよかった(感想)
聖母マリナではギャルの警官を演じる。田中愛恵演じる湯田と恋仲になるも、引き裂かれ、永遠のサルサを踊る羽目になる。かどうかは知らない。
芸人枠が新しく生まれた気がしている。
お酒が大好き。
いつもクマと朝まで飲み明かしている。
湯田愛恵/田中愛恵
「横浜isナンバーワン!」が口癖の横浜原理主義者。
クリスチャ〇の田中愛恵さんに最後の晩餐のあの方の役をやってもらっていいのか・・・?と非常に議論になって申し訳なかったけど
囚人服が最高に似合っていたから止められなかった、ごめん。
そもそも田中愛恵に、囚人服着せたいね、からこの企画はスタートした。本当にごめん。
張り付けないで、石を投げないで!
役名は決して「ユダ」じゃないです。「ユデン」です。
役名も全方向に配慮してドクダミ愛恵になりかけた。ユデンです!
聖母マリナでは茉利奈を裏切り、横浜原理主義者を憎み、戸塚区と中区を一つにしようと画策する。大根と練馬を愛する。
ポン酢を食い逃げしてムーチョスに追われる羽目になったが、そのポン酢は実はキョンシーを巨人化し、
聖母マリナを守る「ウォール・マリナ」を破壊するための薬。
そういえば茉利奈さんはフェースブックで出会った石油王にお金もらってた。嘘のようなホントの話。
GUEST:
ハルヲ(会いたい)/燃えてる小川/山本わたるんうばるん(自転車を探しています)
控え:
デラックス・〇子/en
横浜国を神奈川県の横浜市とした独裁者。横浜原理主義者に憎まれている。
演じる田中円は、エイプリルフールにいっぱい文章を書かされる人。本当は楽しんでいる。
チャイハネの店員/みのちょく
みんなにお菓子をくれる。いつも裾の広がったパンタロンと、アジアンな服を着ている。チャイハネは中華ではないのではないかと、いつも不安げである。その不安に付け入られ、甘栗売りのアンドロイドに改造されたところを、上京してきた里見ちひろに助けられる。和歌山県出身。和歌山の子供の方言はやばい。
カシワニスタン公国の王子/Dee Lee
東京ドイツ村や、ディズニーランドのように、横浜以外の神奈川県民たちに、横浜国に投降することを進める。横浜原理主義者・マリナに憎まれ殺される。
横浜ディーバ/椿綺透子
超絶技術で無茶ぶりをこなす人。横浜原理主義者に教育され、茉利奈の部下となる。歌で横浜の良さを民衆に伝える。
実際は横浜国と神奈川県の融和を画策しているスパイ。
金沢八景のイルカと話すことができる。シロイルカの背中にまたがり、愛の歌を歌うも、かつての上司であった寿司ざんまい社長の銛の手にかかり死ぬ。
にぎやか氏:
アイドルに魂を売**はるちゃん
ほっか移動:
スーパー受付係 里見ちひろ(防人役)北海道で雪に埋もれていく公園のパンダ像を守り続ける。だが実際は、某国の北方領土からの南進をたった一人て防ぎ続ける戦闘用アンドロイド2H。
STAFF
大ぼら吹き/田中円 やれやれっていう人/知乃 相撲と競馬と酒を愛する/Dee Lee 殺陣/ゴーヤ孝人(エイプリルフールにおけるウォーリーのような存在) 画像を作ったのは天才アカバネと知乃のチームです! 企画・製作/虹創旅団 TremendousCircus
公演日時
2022年4月1日(金)朝から晩までツイッターで大騒ぎします
チケット料金(全席自由・日時指定制)
○東京都民(前売り・当日共通) 5億円
○横浜市民 5億円もらえる
○横浜市以外の神奈川県民、一般市民 5億ルーブル
†今公演限定チケット&特典†
○中華街特典 ノベルティプレゼント
当日中華街に行かれた方には甘栗を試食して頂きます(ついでに買ってください)
会場
現地:横浜市
横浜原理主義者がうろついている場合がありますのでご注意ください
横浜カーストについて(劇団ページを離れます、ご注意ください)
劇団公式ツイッターにて常時生配信を行います。ご観劇のお客様はぜひ #トレメンドス #聖母マリナ のハッシュタグをつけてご参加ください。
超カンニングペーパー
いつもならカンニングペーパー別で作るけど、全部同じページに集まってた方が色々やりやすいかなと思ってここに書くことにした。物語を読み解く重要なキーワードをいくつかご紹介。
埼玉
知乃さん、せとうさん、アカバネさんなどが出身の県。奥地の原住民は基本的に服を着ていない。貨幣は石。河原でお茶を飲むことをスタバだと思い込んでいる。最近映画になったので横浜より偉いと思い込んでいる。聖典はクレヨンし〇ちゃん。迷子ちのの愛読書。
ステ〇おばさんのクッキー
かつて横浜で食べ放題を行っていたが、デラックスがそれを独占し閉店した。聖母が革命を始めるきっかけとなった。
ゆめちゃん
事務所で飼われているうさぎ。ヴァシュラというホーリーネームを持つ。物語のクライマックスで横浜国と日本国家の悲しい戦いに終わりをもたらす。ウクライナ侵攻を終わらせるため、自分が行くべきか悩んでいる。
注意事項
本公演はあくまでジョークです! 各方面の皆様どうか怒らないで🙇キリス…の人とか、横浜の人とか、ごめんね!!!
クレーム先
TremendousCircus公式HP:http://tremendous.jp
E-mail:kosoryodan@gmail.com
Tel:090-4722-6538(田中)
Twitter:https://twitter.com/kosoryodan
Instagram:https://www.instagram.com/tremendous.jp/
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文責:世界の田中円