「女の子は死なない 実録演劇犬鳴村/男尊演劇死滅譚」には、以下のような政治的・社会的主張があります。
それらはお客様に対して、完全な同意を強制するものではありません。
私たちが作中でそれらを描くのは、社会で虐げられている弱者や、社会システムの問題を広く知らしめ、議論されることを目的としています。また渦中にある被害者に、注目していると連帯を示すためでもあります。
観劇のご参考にしていただければ幸いです。
若干のネタバレを含みます。

  • 私たちはフェミニスト劇団です。
  • 家父長制、資本主義システムに対する強い批判があります。
  • 強制性交等罪における、暴行・脅迫要件の撤廃を目指しています。
  • 多くの宗教における神話、および神話から派生したフィクションが、家父長制を強化する男性主体の物語として書かれていると主張します。
  • 多くの宗教における神話、および神話から派生したフィクションが、タイトルに女性の名前を冠しながら実在の女性とかけ離れた人物像を描き、それをあたかも実在する女性のあるべき姿のように、子どもたちに影響を与え続けてきたことを批判します。
  • 芸能界および演劇界で消費される女性俳優を描きます。
  • レイプ神話と言われる、特に演劇で顕著な表象、性的に消費され暴力を振るわれることを喜ぶ実在しない女性たちの表象を、批判する意図で作中で再現しています。
  • アリス・ミラー「魂の殺人」「才能ある子のドラマ」をもとに、子どもに対する既存の教育の多くが支配からなる虐待であり、虐待を受けた子どもは自らも虐待環境を創り出すと主張します。
  • 演劇界では教育の名を冠した虐待が横行しており、それらの問題が改善されないまま演劇業界団体が公教育に入り込んでいると主張します。
  • 夫婦別姓に賛成です。
  • 妊娠中絶に賛成し、女性が自分の体のことを自分で決める権利、リプロダクティブ・ライツを強く守られるべきだと主張しています。
  • 表現の自由を掲げることで、女性の人権侵害を容認する立場に強く反対しています。
  • フェミサイドに抗議します。
  • 部落差別・人種差別の撤廃を目指しています。
  • ホームレスの方々が適切な社会福祉につながることを目指しています。
  • 私たちはリーン・イン・フェミニズムに批判的立場です。