2020年を振り返って

こんばんは。アカバネです。
今年こそ忘年会でもして せめて景気よく年忘れをしたいところですが、今はそうも出来ないのが辛いですね。
帰省を自粛し、年越しを人と過ごさない決断をした方も多いことかと思います。
劇団からの発信がお一人の時間のお供になれば幸いです。

2020年。
トレメンドスではライブハウス公演の「人魚姫」、中止となった「魔女裁判」、本公演「ヘリオガバルスの薔薇」と、3つの作品が生まれた年でした。
劇団にとっては激動の、しかし大きな飛躍の年となったと思います。

初めて公演の中止がありました。
二度とは経験したくないものですが、私たちは本当に多くの人に支えられていると実感できた瞬間でもありました。
魔女裁判が中止となった際に、皆様にいただいたご支援・応援の言葉の数々は、劇団にとって何にも変え難い 一生忘れられないものです。

今年は「ステイホームと演劇」について考える機会にもなりました。
人魚姫での初めての舞台のドラマCD化、ヘリオガバルスでの初めての生配信は、
コロナ禍の影響を受けたことで踏み出せた 劇団の新たな形だと思います。

コロナ禍による世間の有り様の変化は 演劇を根底から揺るがすものでしたが、
困難に見舞われた2020年を飛躍の年と出来たのは、ひとえに皆様の生きた力があってのことだと思います。
感謝を胸に、命ある限り これからも皆様とともに歩んでいけたらと思っております。

次の公演に向けて、劇団は動き続けています。
来年はよりたくさんの皆様とお会い出来ることを心から願い、年末のご挨拶とさせていただきます。
皆様にとって2021年が実り多き年になりますようお祈り申し上げます。

本年もまことにありがとうございました。
そして来年も、どうかよろしくお願いいたします!

劇団TremendousCircus アカバネ