トレメンドス・アカデミー第三回『ほんとにあったTWILIGHT LOVERS（とわい）話～レズビアン・フェミニズムとラディカル・フェミニズムの消された歴史～』2025年１月１２日（日）

トレメンドスサーカスは、ゴシック・アンド・ロリィタを正装とし、爆音のブラック・メタル・ミュージカルを、社会問題の当事者運動として上演する、東京の反性搾取ラディカル・フェミニスト劇団です。

特化型教育機関 トレメンドス・アカデミー 冬の学級レクリエーション

『ほんとにあったTWILIGHT LOVERS（とわい）話
～レズビアン・フェミニズムとラディカル・フェミニズムの消された歴史～』

日時／2025年１月１２日（日）
主催／TremendousCircus

Introduction

女には集まって喋る場所が必要だ。
私達はこれまで二度ほどフェミニズム勉強会を行ってきた。今回は１８２０年頃から～１９８０年代まで、アメリカにおける、女だけのコミューン”レズビアンネーション”など、フェミニズムを牽引してきたにも関わらず、フェミニズムの歴史から消された、レズビアン・フェミニズム。同じくレズビアンの歴史の中で終わったことにされている反性搾取のラディカル・フェミニズム、それぞれの深い関わりを中心に、市井のフェミニスト同士で、自分事を語り合う勉強会になればと思う。
同じ題材をテーマとして取り上げた拙作「TWILIGHT LOVERS」の解説も部分的に行うが、配信も10日まで行っております（何卒ぜひ）し、再演も３月に予定しているし、簡単なストーリーもご紹介する。そちらを未見の方もテーマに興味がある方はぜひご参加いただきたい。

ご挨拶（講師／第六天魔王知乃　田中円）

レズビアンとフェミニズムというと、昨今では「みんなのフェミニズム」いわゆる、リベラル（ポスト）フェミニズムとして、LGBT活動家と帯同して動いているイメージが強いのではなかろうか。だが１９６０～８０年代のレズビアン・フェミニズムは、男性排除的な側面が強かった。それはそうだろう、レズビアンの性的指向は女性なのだから。彼らはラディカル・フェミニストと組んで、アメリカに「女性だけの国レズビアンネーション」を設立した。
TWILIGHT LOVERSの作中でもそのことについてさらっと触れたが、そのレズビアンネーションがどのような経緯で設立され、繁栄し、終りを迎えたのか、それを紹介していく中で、現代でも良く論じられる「女だけの町」や、これからのフェミニズムの課題について考えたい。

プログラム