トレメンドス・アカデミー第二回『君たちは同意ＫＩＬＬか〜同意という呪い〜』2024年１１月１７日（日）

トレメンドスサーカスは、ゴシック・アンド・ロリィタを正装とし、爆音のブラック・メタル・ミュージカルを、社会問題の当事者運動として上演する、東京の反性売買ラディカル・フェミニスト劇団です。反性売買とは、女を買う男を絶対に許さないという世界への宣言であり、そのために私たちは性売買当事者女性と強い連帯を望んでいます。

特化型教育機関　トレメンドス・アカデミー　第二回秋の定期面談
『君たちは同意ＫＩＬＬか〜同意という呪い〜』

「ノーと言ったらノー」だけど「ノーと言わなくてもノー」なんだよ！！

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お客様感謝企画　フリーマーケット
『Wichtelmännchen-魔法の小人たち-』

一番素敵なお洋服は一番素敵なお前たちのためにあるんだよ。

日時／2024年１１月１７日（日）
主催／TremendousCircus

Introduction

TremendousCircusでは今年の春トレメンドス・アカデミーと称して、ハラスメントとフェムテック（腟）に関するフェミニズム勉強会を行った。
今回は第二回秋の定期面談『君たちは同意ＫＩＬＬか〜同意という呪い〜』と称して、昨年刑法が改正された「不同意性交等罪」を念頭に、レイプは同意の有無で決まるものでは無いのではない！　女が性搾取されるならば、それは全てレイプである。なぜ殴打等暴力に同意が問われないのに、レイプだけ同意が問われるのか！ その愚かしさと、反性売買、複雑性PTSD等との関連性について考える。
また同時開催として、トレメンドス・アカデミーのあとに、劇団初、お客様感謝企画としてのフリーマーケット『Wichtelmännchen-魔法の小人たち-』を開催いたします。我々が舞台で使用した衣装や小道具で、今後使う機会がないものを、私達の公演を御覧頂いたことのある女性のお客様限定で展示即売します。どちらもぜひご来場ください。

ご挨拶（講師にして生贄／田中円）

2023年に刑法が改正されて、かつての強制性交等罪と準強制性交等罪が、「不同意性交等罪」に改正された時に、あれ？ って私は思ったんですよね。
内容は比較的評価できるものだと思うんですが、例えば暴行罪や詐欺罪は、犯罪名が罪の前に入っている。
なんで単に強姦罪やわいせつ罪じゃなくて、「不同意」という単語が入ってるのか。
例えば格闘技は合意している暴行だと思うんですが、暴行罪は「不同意」暴行罪じゃないですね？
性暴力だけが、同意の有無を判断させられるの、変じゃないですか？
そんな話を入口に、フェミニズムにおける反性売買という立場について、みんなで考えたいと思います。

企画意図・ご挨拶にかえて（講師／第六天魔王知乃）

トレメンドス・アカデミー　企画意図：

性行為に同意があったかなかったかをジャッジする世の中になってきましたが、じゃあ、同意があれば性行為を行って良いのか？　同意を争点にすることが、性暴力を甘んじて受け入れろという男の論述に引っ掛かっているのではないか、という注意喚起がしたい。（一旦）同意しても（いつでも）いやと言っていい、いやと言え。（いやと言えなくても、「いや」は「いや」、と認められねばならない）いまこの世界で「同意」の意味は「女に文句を言わせない！」魔法の言葉となってしまっている。同意という言葉は罠！

フリーマーケット　企画意図：

私は日本で発達してきたゴシック＆ロリィタの文化と精神を愛しています。輸入品を着て華美な装飾ぶるのは簡単だけど、そうし続けることで、割を食うのはゴスロリ総本山の正規メゾン。どんどん廃業、もしくは実店舗がなくなり業務縮小しているのが実態です。
日本のメーカーの為に正規メゾンのお洋服を沢山着てほしい、買ってほしい。かといって、若い女の子にお金が回らないのは、私たちは実体験として誰より知っています。若い女の子にメゾンのお洋服を安価で買える企画がしたい！　そう思い、開催する運びになりました。いろんな事情で舞台ではもう着ることのない正規メゾンのお洋服達を、大切に着て下さるミリタントを待っています。
ゴスロリのお洋服は、服と一緒に物語や精神も受け継ぐもので、愛しているからこそ、そう簡単に売ったり、譲渡したりしたくないんですね。でも、私たちの思い出あるお洋服は、きっとトレメンドスを愛してくれる女の子に一番ふさわしい、一番素敵なお洋服は一番素敵なお前たちのためにあるんだよ。私たちのお洋服を大切を正規メゾンへの入り口として着て欲しい。そして可能な限り正規メゾンを買い支えて欲しい、何より素敵なあなたで元気にまた会いに来てほしい！そんな気持ちからこの企画を開催します。なるべくお求めやすい価格になるよう、がんばりますので奮ってご参加ください！

プログラム